『業務用フィリング』が何かご存じですか?

フィリングとは、英語でfilling。「詰め物」「中身」などの意味があります。
食品では生地や皮などの中に入れる具材やクリームのことです。
その中で飲食店や製パン・製菓など食品加工現場で活用されている「業務用フィリング」は調理時間や工程を大幅に軽減できるため、近年取り入れる飲食店などが増えているのをご存知ですか?
普段フィリングを作っている・使っている方はご存知かもしれませんが、今日は『業務用フィリング』を使うとどんなメリットがあるのか?を中心にご紹介したいと思います!
特にパン屋さんやケーキ屋さんなどのフィリングに親しみのあるお店・会社には大きなメリットがある可能性があるので、ぜひチェックしてください!
1.業務用フィリングとは何か?
「業務用フィリング」とは、あらかじめ加工した詰め物や具材をすぐ使える状態にした製品です。例えばパン屋さんのカスタード入りパンや和菓子店のこし餡入りなどがあります。業務用フィリングを導入することで、仕込みにかかる時間、作る人によって変わる味のばらつき、人手不足などの問題を軽減できます。
2.業務用フィリング導入のメリット

①仕込み・調理時間の短縮
フィリングを一から作るとなると具材を切る、炒める、味付けする、冷却するなどの工程を行わなければいけません。業務用フィリングはすでに味付け、加工されているため、温めるだけや少し手間を加えるだけで調理が完了します。
②味・品質の均一化
人によってばらつきが出やすい「具材の切り方」「炒め時間」「味付け」などが業務用フィリングを使用することで一定に保つことができ、チェーン店などどの店舗でも同じ味、クオリティで提供できます。
③人手不足の解決
複雑な調理工程や仕込み作業の時間を減らせるため、スタッフの確保が難しい店舗やパートやアルバイト中心の店舗でも対応しやすくなります。
④コスト管理・在庫管理のしやすさ
規格化されたフィリングを使用することで、使用量や仕込みコスト、廃棄ロスの見込みが立てやすくなります。冷凍・冷蔵タイプで提供されるものは保存性も高く、食品ロス軽減につながります。
4.活用シーン

パン・菓子製造
例えば和菓子のこし餡フィリング、デニッシュパンのアップルフィリングなど生地の中に入れるものを業務用フィリングにすることで作業時間を大幅に削減できます。
飲食店・カフェ
ランチやディナーで使うメニューにも取り入れられます。チーズフィリング入りミニキッシュや海老とほうれん草のクリームフィリング包み焼きなどを半成品として導入し、最終仕上げのみを店舗で行うことでメニュー提供までの時間を短縮できます。
冷凍食品・宅配・通販
冷凍食品や通販でも具材の整備がされたフィリングはとても重宝します。
用途に応じバリエーションを広げることができます。
介護・福祉施設
噛む力・飲み込み力が弱い利用者向けに、ペーストやペースト状フィリングの用意が可能です。ペースト状は一から作ると時間がかかりますがフィリングの利用で調理負担が軽減できます。栄養設計されたフィリングの使用で栄養管理もできます。
5.まとめ

業務用フィリングは、調理時間削減+味と品質の安定化+人手不足対応+コスト管理の改善といった多くのメリットがあり、飲食・製造現場で重宝します。用途に合わせた種類も豊富なので、まずは小ロットから導入して自店に合うフィリングを見つけることがおすすめです。多くの課題を解決できる業務用フィリングの導入をぜひご検討ください。
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